現代齒手帖

山西歯科院長 永田のブログです。歯や口腔の健康などつれづれに。医院のhpはhttp://www.yamanishi-shika.com

歯科治療でオーリングテストなさるる人もいるという

久々のブログ更新です。

 

年始に風邪をひいてそのまま咳だけがが長引き、

咳喘息というものになってしまい、咳のあまりの苦しさに

何の 悪口 ネタも浮かばず、ブログをサボっていました。

 

ところで皆様、オーリングテスト(以下Oリング)をご存知ですか?

 

Oリングテストとは、大村恵昭氏によって考案された診断法で、

自分の親指と人差し指でググッと力を入れて輪を作り(A)、他の人がその輪を力を込めて引っ張る(B)。

AとBが引っ張り合いっこして、輪が切れるのならば身体のどこかに不調がある。

 

という、トンデモ代表のような診断方法なのですが、

 

日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会のホームページによると

大村博士は更にO-リングテストの研究を進められ、どんな条件で開くのかを調べたところ、患部が痛くなくても異常がある場合、髪の毛1本で軽く触っただけでもO-リングは開くということが分かりました。

つまり、O-リングでの感度は非常に高いということです。このことで臨床に応用できると考えられた大村博士は、いろいろな実験を繰り返し、「同一物質間の共鳴現象」をも発見しました。

 

なのだそうです。

私にはもう

「つまり」以前と以後の繋がりが不明で

「同一物質間の共鳴現象をも発見」って

チョットナニイッテルカワカンナイデス

日本語ムズカシイネー

という状態です。

 

 

しかしこんなものはネット上の話で、

実際やってる医師歯科医師おらんだろうと

お思いのあなた!

 

私が15年ほど前に働いていた歯科医院で、

一緒に働いていた先輩歯科医によると

その先輩歯科医が以前勤務していた歯科医院の院長は

歯を削っていて案外虫歯が深い、

このまま神経を取る治療に移るべきか、神経を温存すべきかを迷った時に

Oリングをして決めることがあった。

 

と。

いるんですよ。

マジモンがいるんですよ。

 

若い頃からトンデモウォッチャーであった私は、

「そんな無責任な決め方あるかい!」と思うと同時に

「本当にそんなオカルト診療するDrがいるのか(しかも院長)」

と驚きました。

 

そしてその先輩歯科医はOリング院長に

『そんなことをして治療を決めるのは責任逃れであり、

あなたの心が弱いのだ』

と直接本人に言ったのだそうです。

心、強いですね。

 

まぁ 心の強弱はさておき、

 

Oリング院長のやり方は

こっそり治療中の歯に左手の小指を置いて
その左手の人差し指と親指でリングを作り、

右手のリングで引っ張りながら

心の中で抜髄するか否かを尋ねる

一人Oリングであったそうです。

 

もうこうなってくるとおまじないの領域です。

こっくりさんみたいです。

 

「カレ、私のこと好き?」10円玉ススーッ『鳥居マーク⛩』

「ギャーッ!!おかえりくださいいいー!!」

っていう小学生のあれです。

「マイバースデー」っていう雑誌昔ありましたね。

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「一人Oリングでカレの気持ち、わかっちゃう!」

って特集があっても不思議でないレベルです。

ルネヴァンダールワタナベ先生に監修してもらいたいです。

 

で、ふと15年前のそんな話を思い出し、

『Oリング 歯科治療』で検索してみると

Oリングを全面に押し出している医院が結構あります。

 

患者さん自身が治療をOリングで決めたい、

薬もOリングで選びたい、

っていうのは もうご勝手に、と思うのですが、

(しかし抗生物質の場合は患者さんとOリングするんではなくて、

炎症の原因菌とOリングせねばわからんのではとか思っちゃうのですが)

 

気になったのは、

ある歯科医院のホームページで

 

Q.Oリングで何が出来るか

 

に対する答えの中に

 

入れ歯の端をどの位置まで拡げるか。

 

ってあんた!

そんなことくらい歯医者が責任持って決めなさいよっ

と ズッコケました。

 

 

山西歯科

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