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現代齒手帖

山西歯科院長 永田のブログです。歯や口腔の健康などつれづれに。医院のhpはhttp://www.yamanishi-shika.com

親の喫煙とこどものむし歯

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日経メディカルより

 

 記事によると、神戸市の子どもを対象にした後ろ向きコホート研究によると「同居する家族に喫煙者がいる子どもでは、3歳時点での虫歯罹患率が有意に高いことが明らかになった。生後4カ月時点で受動喫煙している子どもでは、虫歯罹患リスクが2.14倍」であったと京大の先生が報告されたそうです。

 

  タバコと成人の健康被害報告は多くありますが、受動喫煙によるこどもの口内環境への報告は珍しく、今回多くの方に知っていただきたいとブログの記事にしました。

 

 さらに報告によると、

受動喫煙は、口腔粘膜に炎症を誘導し、唾液腺の機能障害を引き起こし、免疫系の機能を低下させることが知られている。受動喫煙がある小児では、唾液中のIgAレベルが低下し、シアル酸の濃度が上昇しているという報告もある。シアル酸はミュータンス菌の凝集を促進し、歯垢と虫歯の形成を引き起こすことが示されている。(中略) 今回得られた結果について、著者らは「生後4カ月時点の受動喫煙は虫歯リスクを2倍超にし、受動喫煙がなくても世帯の中に喫煙者が居ると約1.5倍になった」と総括。この研究は観察研究なので、受動喫煙と虫歯の間に因果関係があるかどうかは明らかにならないが、乳幼児の受動喫煙を減らすための公衆衛生施策の必要性が示されたとしている。」

 

ただし、「しかし、現時点では、受動喫煙の機会を減らせば小児の虫歯が減るかどうかは明らかではない。」だそうで今後の更なる調査に期待!ですが、やっぱりタバコはやめた方がいいですよ!特に乳幼児のお父さん、お母さん!

 

山西歯科

 http://www.yamanishi-shika.com